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ログ管理 |
■ ログファイル用ディレクトリ |
ログ管理機能はレンタルサーバーサービスをご利用いただいている
お客様のみに提供しております。
ログファイルはサーバーの/log ディレクトリに保存されます。
ログファイルで使用する容量はレンタルサーバーサービスの容量に含まれます。
FTPでサーバーからダウンロードする場合は、FTPアカウントを使用してFTP接続後、
/logディレクトリからファイルをダウンロードして下さい。
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■ ログファイルの保存ルール |
- access_YYYYmmdd.log.gz、error_YYYYmmdd.log.gz、ssl_access_YYYYmmdd.log.gz、ssl_error_YYYYmmdd.log.gzの
ファイル名で保存されます。
YYYYmmddは年月日です。
- 生ログのログファイルは1日分ごとに1つのファイルにまとめられ、あらかじめ設定されている保存日数分が サーバーに保存されます。
- 設定されている日数が経過したログファイルはサーバーから自動的に削除され、参照することは出来なくなります。
- 初期状態では7日に設定されています。なお、0日に設定すると /log ディレクトリ配下へのログファイルの保存は行われなくなります。
- ログファイルは、お客様のご契約ディスク容量を消費しますので、
十分にご注意ください。
ディスク容量が不足すると、メールの不達やCGIデータの消失等の問題が 発生する場合があります。
- 当日分のログファイルは必ず作成されますが、お客様のディスク容量を消費しません。
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アクセスログの形式 |
■ アクセスログ |
テキスト形式のアクセスログは、「access_log」のファイル名で作成されます。 午前0時〜翌午前0時のアクセスログを内容として含みます。
書式は以下の様になります。
本サービスで使用しているWWWサーバープログラム「Apache」の標準的なフォーマットになっており、HTTPアクセス1回ごとの詳細な情報が記録されております。
(host)--[(date)]"(request)"(status)(bytes)"(referer)""(user-agent)"
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各項目の内容は次の通りです。
(host) |
アクセスしたクライアントのIPアドレス |
(date) |
アクセスがあった日時 |
(request) |
クライアントからのリクエスト内容 |
(status) |
クライアントに返されたHTTPステータス番号 |
(bytes) |
クライアントに送信されたデータのバイト数 |
(referer) |
リンク元のページのアドレス |
(user-agent) |
ページを参照しているクライアント(ブラウザ)の情報 |
例えば、アクセスログに以下の情報が記録されていたとします。(実際には1行に記録されます。)
123.123.123.123 - - [13/Jan/2000:16:20:21 +0900] "GET /counter.html HTTP/1.1" 200 600
"http://abc.st123.3swebserver.ne.jp/index.html"
"Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)"
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これは次のように読み替えることができます。
IPアドレスが123.123.123.123のクライアントから、
日本時間の2000年1月13日16時20分21秒に 「GET /counter.html HTTP/1.1」というリクエストがあり、200というHTTPステータスと600バイトのデータを返した。
このアクセスのリンク元は、http://abc.st123.3swebserver.ne.jp/index.html で、クライアントはWindows 2000版のInternet Explorer 5.5であった。(Windows NT 5.0はWindows2000の意)
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エラーログの形式
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■ エラーログ
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テキスト形式のエラーログは、「error.log」のファイル名で作成されます。
午前0時〜翌午前0時のアクセスログを内容として含みます。
書式は以下の様になっています。
本サービスで使用しているWWWサーバープログラム「Apache」の標準フォーマットになっており、
ページが参照された時やCGIが実行された時にエラーが発生するとそのエラーの情報が記録されます。
[(date)] [error] [client (ipaddress)] (error)
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各項目の内容は次の通りです。
(date) |
アクセスがあった日時 |
(ipaddress) |
アクセスしたクライアントのIPアドレス |
(error) |
発生したエラーの内容 |
例えば、エラーログに以下の情報が記録されていたとします。
[Thu Jan 13 16:13:38 2000] [error] [client 123.123.123.123] File does not exist: /home/abc.htm
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これは次のように読み替えることができます。
IPアドレスが123.123.123.123のクライアントからの日本時間の2000年1月13日16時13分38秒のアクセスで、File does not exist: /home/abc.htmlという内容のエラーが発生した
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発生するエラーの内容には様々なものがありますが具体的な内容が英語で記録されますので、ページの表示が正常に行われない場合やCGIの実行が失敗してしまう場合などはエラーメッセージの内容を参照すると原因が特定できることがあります。
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FTPログの形式
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■ FTPアクセスログ
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FTPアクセスログはFTPのセッションを記録したProFTPDの生ログです。以下のファイル名で作成されます。
ftp_[日付].log.gz
日付は [YYYYMMDD] の形式になっています。 たとえば、2003年4月1日のログファイルは
ftp_20030401.log.gz
となります。gzip形式で圧縮されていますので、解凍して参照して下さい。
書かれている内容は当サーバで使用しているFTPサーバープログラム「ProFTPD」の
標準フォーマットからidentの項目を除いた形式になっています。
※identとはサーバーにアクセスしているユーザーの情報を確認するために使われるプロトコル
ですが、当サーバのFTPサーバーはident認証を行わないため、この項目は記録されないように
なっています。
書式は以下の様になっています。
(host)(user)[(date)]"(command)"(status)(bytes)
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各項目の内容は次の通りです。
(host) |
アクセスしたクライアントのIPアドレスまたはドメインです。 |
(user) |
アクセスしたユーザー(サイト管理者(admin)・Web特権ユーザー・Webユーザー)のアカウント名です。
認証が行われる前のログには「proftpd」と記録されます。 |
(date) |
アクセスがあった日時です。 |
(command) |
クライアントから送られたFTPコマンドです。 |
(status) |
サーバーが返したFTPのレスポンスコードです。 |
(bytes) |
このアクセスの際に送信されたバイト数です。 |
例えば、FTPアクセスログに以下の情報が記録されていたとします。
(実際には1行に記録されます。)
123.123.123.123 admin [17/Jul/2003:11:59:03 +0900] "STOR example.html" 226 7946
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この部分からは以下の事が分かります。
123.123.123.123というIPアドレスのクライアントからアクセスがあり、
アクセスしたアカウントはadmin(サイト管理者(admin))で、
アクセスがあった日時は日本時間の2003年7月17日 11時59分03秒で、
クライアントから送られたFTPコマンドは
「STOR example.html」(example.htmlのアップロード)で、
226というレスポンスコードを返し、
送信されたバイト数は7946バイトだった
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